top of page

豊臣兄弟関係文書を読む2:古文書・くずし字勉強会日記


まだ、生徒は私(のぶた)一人です。いっしょに勉強してくれる人、募集中です。

豊臣秀長・秀吉・秀次に関係する文書を読んでいます。Youtubeで配信もしています。勉強会のまとめと、備忘録、配信の後に気づいたことや調べたことなどを書いていきたいと思います。


古文書くずし字勉強会参加お申し込みはこちら


1594年、豊臣秀次が徳川家康に送った礼状に挑戦します。

豊臣秀次朱印状 徳川家康宛(『乱世からの手紙』より)
豊臣秀次朱印状 徳川家康宛(『乱世からの手紙』より)

火曜日の配信のまとめと感想などを書いていきます。


勉強会(一人)で読んだ成果は、


内ゝ所望之

角鷹ニ連至

遠州中村到

来、自愛不斜候。

旁期上洛之節候也。

 十一月廿五日(朱印)

  江戸大納言殿


です。

最後の「候也」は辞書にもなかったので、どうにもこうにもでした。

読み下しは、


内々に所望の角鷹ニ連に至りては、遠州中村に到り来たりて、自愛斜めならず候。旁期に上洛の節に候なり。


でしょうか。

この時代の古文書に慣れていないので、漢文風に読めばいいのか日本語風に読めばいいのか分かりません。


「角鷹」は「クマタカ」と読みます。足を紐に繋いで飼うから、数詞が「連」なのでしょうか。

「遠州」は遠江国です。中村の場所は分かりませんでした。

「自愛」は、今みたいに相手に対して言うこともあれば、自分が「人や物を大事にする。珍重する」意味もあります。ここでは、後者です。

「不斜(なのめならず/ななめならず)」は「普通でない。並み一通りではない。格別である」という意味です。

「旁期」は「傍期」と同じで、もともとは「直系でない二等親のための服喪。(「期」は一年、ひとめぐりの意。唐律での原義は、一年の喪の規定のある傍親のための服喪)」(日本国語大辞典)なのですが、『乱世からの手紙』の解説によると、「いずれ」ぐらいの意味のようです。

「江戸大納言」は徳川家康です。

最後の行の「旁期に上洛の節に候なり。」は「くわしくは、いずれ上洛したおりに」といった意味らしいです。




 
 
 

コメント


bottom of page