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IQ233 史上最強の天才法学者【青木裕司と中島浩二の世界史ch:0022】

更新日:1月30日



世界史参考書の超ロングセラー『青木裕司 世界史B講義の実況中継』シリーズの青木裕司先生と、福岡を中心に活動する人気タレント中島浩二さんの青木裕司と中島浩二の世界史ch」の文章版です(許可を得ています)。


 

 


 


 

中島:

先生、それから太平洋戦争のところに、これは誰ですか?

 

青木:

ド・ゴールですね。


中島:

シャルル・ド・ゴール。空港の名前にもなっています。シャルル・ド・ゴールって空港の名前にもなるぐらいですから、フランスの人たちの中ではかなり人気が高いと?

 

青木:

現代政治家の中でもナンバーワンですよ。フランス人が人気投票をやりますよね、一番はダントツでナポレオン。2番目にド・ゴールが来るか、1200年前に西部ヨーロッパをまとめたカール大帝、どっちかですね。


中島:

ナポレオンというとすごい皇帝だったわけですけど、いろんなところを攻め立てたわけじゃないですか。

 

青木:

そうですね、侵略しましたね。

 

中島:

そういうところでのフランス人の「痛たたたたた」みたいなのはないんですか?

 

青木:

ないですね。なんでないかというと、フランス革命の精神をナポレオンがばらまいていった。だからナポレオン侵略、侵略と僕は言うけど、ナポレオンの進軍を受け入れた人たちもいるんですよ。


中島:

そういうことですか。

 

青木:

ナポレオンの進軍によってフランス革命の自由・平等・博愛の精神がいろんなヨーロッパ中に広まって、それで民主主義の運動が起こるわけです。

だからポーランドなんかは国歌の中にナポレオンの名前が出てきますからね。「ナポレオンに戦い方を教わった」と。


中島:

ということは、侵略という部分はあるけれども、考え方を広めていって、今の近代のヨーロッパの礎を作った。

 

青木:

そうですね、ヨーロッパの価値観でいうとね。フランス革命の精神をヨーロッパ中にばらまいていったということで、どっちかというと肯定的に語られることも多いんです。

 

中島:

皇帝だけに?

本当、しゃべり手としては最低です。なんだよその痛顔は、ディレクターまで痛顔。

ド・ゴールはどんな人なんですか?

 

青木:

一番大きいのは第二次世界大戦中、フランスは占領されちゃうんですよね。ところが占領されたあとのフランス人をまとめてナチスと戦った。彼自身はいったんロンドンに亡命して、そこで自由フランスという政府を作って、亡命政府ですけど、フランスにいるレジスタンスの運動などを指導したりするわけです。第二次世界大戦後戻ってくるわけです。

 

中島:

その意味でずっとレジスタンスの運動をロンドンからやっていたというところでの英雄。

 

青木:

ヒトラーに対する抵抗のシンボル。ただ、戻ってきたあとに、彼は共産主義者が大嫌いなんです。フランスのレジスタンス運動ってフランス共産党が結構指導力があって、それと折り合いが悪くて、すぐ政界から引退しちゃうんです。その引退したところが10年後にもういっぺん政界に復帰するんですが、これにアルジェリアの独立問題が絡んでくるんです。それについてはちょっと紹介したい。


中島:

またアルジェリアというとどうしてもジダン監督を思い浮かべるんですよね。

 

青木:

あそこ出身ですもんね。

 

中島:

そうなんですよ。フランスのなんだかんだ難しい話。

続いてこちらの人は誰ですか?

 

青木:

これはグロチウスというオランダの法学者ですね。今から400年ぐらい前の人で、国際法の父と言われますね。民族、国家、違いを超えてみんなが守らなくちゃならない国際法、そのベースを作った人です。


中島:

えー、本当ですか。

 

青木:

史上最強の天才と言われます。推定知能指数が233だったかな。4歳でラテン語をしゃべって、11歳で大学に入って、14歳で大学卒業ですね。そのときの彼のいろんな、論文をいっぱい書くんですけども、その論文というのが今の国際社会の基本的なルールになっている。

 

中島:

嘘でしょ。

 

青木:

レベルが違うんです、天才のレベルが。

 

中島:

本当に100年に1人とか。

 

青木:

たぶん人類史上一番でしょ。史上最強と言われるぐらいですからね。モーツァルトが230、それよりちょっと上なんです。

 

中島:

そのころから知能指数って。

 

青木:

推定です。

 

中島:

230って、ルチ将軍のほうがすごいじゃないですか。


青木:

わかる人にはわかるけどね、「プリンプリン物語」といって。知能指数1300だよね。

 

中島:

それからビル・エヴァンスじゃないですか。

 

青木:

僕、ビル・エヴァンス大好き。

 

中島:

すごい。ジャズも聞くんですか?


青木:

ジャズ大好き。ジャズのレコードが一番多いんじゃないかな。

 

中島:

そうですか。どうしてもブラックミュージックも大好きだし、ロックも大好きな人ですから。ジャズは全然聴くって知りませんでした。

 

青木:

そうですか、僕、ジャズ大好きですけど。ビッグナイトって昔、KBCでやったやつ、あれもジャズを中心にやってましたよ。

 

中島:

そうですか。ビル・エヴァンスはもう、このピアノは超絶ですよね。

 

青木:

独特なんですよね、余計な音を出さない。ものすごく知的で、なおかつ叙情的なんです。

 

中島:

これって学問にも通じるような、学問もセンスだと思うんですよね。だからどこの情報を入手して、どういうふうに自分の中で解釈していって、どういうふうに体現していくかという、そのセンスというのはある種音楽と通ずるものがあるのかなと。

 

青木:

ありますよね。さっき言ったように本当に理知的な音作りをするんですよ。最初にジャズを聴き始めたのはビル・エヴァンス。マニアがいて、友達に。

「なんか聞きやすいの教えてよ」と言ったら、ビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」という、今でも僕が無人島に持っていく1枚として持っているんです。このアルバムを貸してくれて、以来、40何年か前ですね。エヴァンスのアルバムは全部持ってます。

中島:

そうですか。コレクターでもあるんですよね。この書斎を見たらコレクターというのはわかると思いますけれども。すごい。








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