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五節の舞姫_大河ドラマ「光る君へ」で学ぶ日本史02



うさぎ先生:

うさようございまーす。うさぎ先生です

今日は、平安目線で見た伝統芸能

五節の舞姫の解説うさ


【動画版はこちら】


「五節の舞姫」とは

大嘗祭や新嘗祭にともなう豊明節会のときの「五節舞」という舞のために、貴族が献上する舞姫のことうさ

あ、「新嘗祭」とは、天皇がその年の収穫物を神に供えて自分もいっしょに食べる儀式うさ

そして、「大嘗祭」は天皇が即位して初めての新嘗祭のことうさ

豊明節会はそのあとの宴会うさね

ただし、即位が8月以降だったら大嘗祭は翌年に持ち越しうさ

「光る君へ」第4話の五節舞は、

ボクらの“足扇ほれほれ東宮”が、花山天皇として984年8月に即位した年の五節舞だと思ううさから

新嘗祭の舞姫ということになるうさ

『大日本史料』も確認したけど、史実としても984年は11月21日に新嘗祭が行われていて、翌985年に大嘗祭をしていたうさ


大嘗祭のときには5人の舞姫が選ばれるけど、新嘗祭のときの舞姫は4人うさ

舞姫を選ぶことを「五節定」といって、984年は9月28日に行われたうさ

摂関期の舞姫は、国司クラスのご家庭の娘さんから献上されるうさ

まひろパパ為時はこの国司クラスの階層なので、理屈としては、

まひろが五節の舞姫に選ばれても(たぶん)おかしくないうさ


五節舞の本番は豊明節会のときだけど、その前に何日か練習するうさ

練習は“元足扇ほれほれ東宮花山天皇”も見に来るうさ

豊明節会は新嘗祭や大嘗祭の翌日~数日後にある宴会うさ

984年は通例通り、新嘗祭の翌日に豊明節会があったうさ

宴会が盛り上がってきたところに舞姫がジャジャーンと登場して五節舞を舞ううさけど

記録によると、舞姫が登場するのは夜の11時近くだったうさ

ちなみに、ドラマでは再現されるかどうか分からないけど、この夜は雪が降っていたうさ

再現されたら、さぞかし美しい絵になると思ううさ


舞姫の装束は、いわゆる「物具装束」という十二単よりも特別な装束うさ

雑に説明すると

なんかひらひらしたもの(領巾・裙帯)がくっついてて

頭には宝冠が着けられているうさ

吉高ちゃんまひろの物具装束が楽しみうさね

これからも大河ドラマ話や、日本史の話でもりあがっていくので、ぜひ高評価とチャンネル登録をお願いしますうさ。

よろしくうさー。


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