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うさぎ先生の 光る君へガイド:第3回「謎の男」 まひろに残酷過ぎ問題



うさようございま〜す

今回は、第3回「謎の男」の見どころをまとめるうさ〜

重要な新キャラがたくさん出てきたので、今回は新キャラ紹介が中心うさ

じゃあ、順番にいくうさよ〜


【動画版はこちら】

1, 第3話(984年)段階の年齢(数え年)チェック

まずは、まひろんち系

お父さん大っきらいっまひろ、15歳。

お姉ちゃん大好きっ子太郎、13歳。

そろそろ視聴者のヘイトが溜まってきたお父さん為時、38歳うさ

親戚の宣孝は、33歳うさ。

次は、道長んち系

ふらふらして投獄された道長、19歳。

帰ってきたお姉ちゃん詮子は23歳で、子の懐仁親王は5歳。

実資の取り巻きとしても小物感バツグンの問題児道兼、24歳。

たぶん、もう糖尿病のお兄ちゃん道隆は32歳で、娘の定子は9歳うさ。

9歳なら、自分で起き上がって当然だろ!、、、うさ

お父さん兼家は56歳うさ。道長に言った言葉が本音なのか、ウソなのかが非常に気になったうさ

天皇系だと、

兼家とバチバチ円融天皇が26歳

円熟した足技の東宮が17歳、昔ピストル大名の冒険というゲームがあったのを思い出したうさ

円融天皇と詮子の子、懐仁親王は5歳うさ。

詮子のライバル遵子は28歳で、安倍晴明のせいか、子どもはいないうさ

あとで紹介する藤原公任は遵子の弟うさ

あ、一応、安倍晴明は64歳うさ。長老組は、ほかに、

声が小さい関白頼忠(遵子の父)が61歳

娘のことでお悩み中の左大臣源雅信(倫子の父)が65歳

政界で年齢だけ長老で目立たない人が、第1話の除目のときに、まひろの父為時が自分を推薦する文章を、天皇の御前で読みあげた藤原文範うさ

文範は大納言なので、関白藤原頼忠、左大臣源雅信、右大臣藤原兼家より下位うさ

ちなみに、文範はまひろの母方のひいおじいちゃんにあたるうさ

まひろ母の、ちやはのおじいちゃんってことうさ

第1話でまひろの父為時が推薦文で円融天皇を怒らせたけど

文範からしたら、人事部会議で、かわいい孫娘の無職ダンナの就活エントリーシートを読み上げたら、

社長円融天皇がバチギレして、場の空気が凍りついたということうさね


2, 新キャラ 源倫子

第3話の段階では21歳うさ

正直、「ええー⁉こんな性格なのー⁉」と驚いたうさ

この人が、のちのち道長とあれで、まひろをこれするうさか?

この人、主体的に動くのかうさ?

いやー、楽しみになってきたうさ

倫子のお父さんは源雅信うさ

お父さん雅信は生まれたときは皇族で、源氏となったあとも左大臣まで登りつめているうさ

兼家(道長父)は右大臣なので、雅信の上には関白頼忠(遵子・斉信父)しかいないうさ

なお、倫子んち土御門殿は、かなりの確率で、まひろんちの斜向かいうさ

まひろは小さいころからずっと、超絶上流階級の倫子んちの築地塀を見上げながら育ったうさ

そして、まひろは今も高辻富小路の絵師のところや、四条万里小路の散楽を見に行くときは、倫子の豪邸の築地塀の横を歩いたはずうさ

今回、お父さん為時の命で、まひろが倫子んちの上流女子会に行ったけど

このときの服装の違いが超絶残酷だったうさ

倫子たちは上流の人が身につける上質の絹の小袿姿だったのに対して

まひろは普段着の麻の袿袴姿だったうさ

これは、まひろにとって相当キツイうさ

今で言うなら、政治家や芸能人のバカ娘グループがミンクのコート的なドレスコードでパーティしていて

寿司に高級時計を並べて上流・勝ち組マウント合戦をしている中に

デニムとかジャージにトレーナーの庶民(父親は無職で自分は闇バイト)が紛れ込んだようなものうさ


3, 新キャラ 赤染衛門

年齢は不詳で、まひろよりも15~20歳くらい年上の世代とみられるうさ

30過ぎくらいで、宣孝と同世代といったところうさね

赤染衛門は中古三十六歌仙の一人に選ばれた女流歌人うさ

百人一首に

やすらはで 寝なましものを

ふけて かたぶくまでの 月を見しかな

とう歌が選ばれているうさ

歌の意味は、

クソ男よ、来ないなら、そう言えや! 寝るタイミング逸しただろが、ボケェ!

ということうさ

夫の大江匡衡ラブすぎて、のちに道長や彰子から「匡衡衛門」と呼ばれるようになるうさ

やたらと人柄が良かったようで、ききょう(清少納言)たちには辛辣なまひろ(紫式部)に好かれるうさ

これから、まひろとどういう関係になるのかが楽しみうさ


4, 新キャラ 藤原公任

道長と同年生まれの19歳うさ

声が小さい関白頼忠の長男で、遵子の弟うさ ロバート実資とは従兄弟うさ

関白頼忠の長男だけあって 

同い年の道長が従五位下右兵衛権佐なのに対して、公任はもう従四位上左近衛権中将になっているうさ

なので、四位以上しか着られない黒の衣冠を身に着けていたうさ

漢詩・管絃・和歌の三船の才を称えられ

のちの一条天皇の時代には歌壇の第一人者となるトップアーティストうさ

ドラマの3話でも、すでに漢詩はペラペラと得意だったうさね

政治的には道長のライバル筋にあたるので 大人になったときに道長との関係がどうなっていくのかが楽しみうさ

あ、公任は大人になってから、まひろとも絡むうさ


5, 新キャラ 藤原斉信

道長と公任の1歳年下の18歳うさ

「なりのぶ」と読まれることもあるけど、ドラマでは「ただのぶ」うさね

あと10年後くらいに、橘則光というマッチョメンが斉信の部下になるうさ

この橘則光はききょう(清少納言)と結婚しーーーーーーー

――ーて離婚するうさ

大人になったあとの斉信は、ききょう(清少納言)に興味津々っ子うさ

ドラマのオフィシャル紹介で「変わり身の早さ」とあるので、はんにゃ金田の動きで変わり身してほしいところうさ


6, 新キャラ 藤原行成

まだ若く、13歳うさ

若いけど、すでに元服しているので、「三郎」のような幼名ではなく、ナレーションには「行成」とよばれていたうさね

そんで、足技の東宮の従兄弟という関係もあって、この歳でもう従五位下うさ

これは6歳年上の道長と同じうさ

書の名人で、13歳ですでに字がうまかったうさよね

ちなみに、ドラマでの道長の字は、実際の道長の字を参考にしてデザインされたみたいうさ

こだわってるうさねー

のちの話しだけど、ききょう(清少納言)のことがかなり好きで、

「餅餤」のエピソード、

中国の孟嘗君の漢詩をパロったギリギリアウトエピソード、

「夜をこめて」の歌のやりとり、

『晋書』王徽之パロのエピソードなんかがあるうさ

最後はすごく面白い日に死ぬんだけど、大河ドラマでどこまで描かれるか楽しみうさ

あと、『枕草子』によれば、「アニメ声が大好きだ!」と自認している口元フェチうさ


7, 紹介漏れ 藤原実資

ロバート秋山―――

ロバート秋山――――!!

ロバート秋山―――――!!!

はあっ、はぁっ、はぁっ、、、大切なことなので、何度でも、何度でも秋山を叫ぶうさ

ロバート実資は28歳で従四位上、円融天皇の秘書官をまとめ上げる蔵人頭うさ

生まれは藤原実頼(故人)の孫だから公任のいとこだけど、お祖父ちゃん実頼の養子になったので、家系図的には公任の叔父うさ

従四位上なので、本来は黒い束帯を着る資格があるけど、

キャラを立たせるためか、ドラマでは六位が着る麹塵(きくじん)という緑系の色の束帯を身につけているうさ

あ、ロバート実資が色黒すぎるから、黒が似合わなかったからかも、、、うさ

今も今後も円融天皇の絶大な信頼をえていて、部下の問題児兼家が足を引っ張っているのに、がんばって激務をこなしているうさ

ちなみに、いずれ問題児がさらに2人部下に入ってくるから、ロバート実資は覚悟しておくうさよ

すでに第2回でも鱗片が見えたけど、兼家・道長親子との距離感に注目すべき人うさよ

今後の展開が楽しみうさー


8, 全体の感想的なやつ

今回で984年の大波乱に突入するかと思ったけど、

意外なことにきざんできたので、まだ突入しなかったうさ

984年の大波乱予想については、速報動画の第1回を見てくださいうさ

この動画の概要欄にリンクを置いているうさ

印象的だったシーンを並べると

道長の従者の百舌鳥彦って、今回初めてしゃべったうさか?

太郎(惟規)がまひろに「たった2人の姉弟だろ」って言ったので、まひろの姉がドラマではオミットされたことが確定したうさ

道長たち貴族が休日も学問の研鑽をしているシーンは、近年の研究に基づく「貴族は忙しくて、まじめに生活していた」という、

新しい平安貴族のイメージを示したものうさ

平安メンズが恋バナをしていたけど、『源氏物語』第2帖「帚木」にも17歳の光源氏が「雨夜の品定め」と呼ばれる恋バナをしていたシーンがあるうさね

斉信が倫子に恋文を送っていたことも気になったうさ

ロバート実資が女性からの評判を落としていたけど、宮中の女性を敵に回したことが今後どう影響してくるのかが楽しみうさ

まひろと道長が再開した散楽の場所は、「四条万里小路」だったうさ

ドラマで、まひろは「まりのこうじ」と言っていたうさ

ここは、まひろが高辻富小路の絵師の住処に行く途中くらいの場所うさ

道長が住んでいる東三条殿からもそんなに遠くないうさ

距離的には、まひろんちから歩いて30~40分、道長んちからは10分といったところうさ

再開したときは、2人ともスキスキオーラ全開だったうさね うふふ

謎の男は今後どうからんでくるうさかねー

次回の「五節の舞姫」は、ビジュアル的には前半部分の一番の見せ所だと思うので、とっても楽しみにしているうさ

これからも大河ドラマ話や、日本史の話でもりあがっていくので、ぜひ高評価とチャンネル登録をお願いしますうさ。

よろしくうさー。


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