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Q&A

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これは何ですか? 箱には東郷元帥直筆と書いていました。







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順大 古川
順大 古川
Jun 18, 2024

右側はおそらく


「大義は今古を凌ぎ、英風は海山に満つ」と読むのかなあと。


ざっとした意味としては、


(今この時の)大義はこれまでの大義を超越しており、優れた教え(もしくは「立派な姿」)は海にも山にも(つまりすべての場所に)充満している。


といった感じかと。


サインはたぶん「平八郎 書」で、その下は花押です。いくつか画像検索して東郷平八郎のサインと花押を見比べてみました。

ただ、もちろん筆跡鑑定や真贋鑑定は私ではムリです。


後述する左側のものに「大正甲子初(?)秋」とあり、「大正甲子」は大正13年(1924年)のことを指します。「初秋」と読んでよければ、太陽暦で8月ごろのことです。

右側も同年に書かれたと仮定すると、

1924年の4月に東郷平八郎は元帥となって、天皇の御前で杖を使用することを許可されていますので(←Wikipedia情報なので、信用できるソースで確認する必要はあります)、箱に書かれている「東郷元帥真筆入」とも矛盾しません。「真筆」とは直筆ということです。


左側のサインは「男爵斎藤実敬書」なので、「男爵の斎藤実がつつしんで書いた」ということです。他のサインと見比べみたところ、「実」の字形に特徴がありそうです。

斎藤実は海軍閥の穏健派で、後に1932年の五一五事件で犬養毅首相が暗殺されたことを受けて総理大臣となり、挙国一致内閣を組閣することになります。

1924年段階では朝鮮総督なので、基本的には朝鮮半島に滞在していたと思います。

なお、最後は子爵になるのですが、1924年段階では男爵でよさそうです(←ここはWikipedia情報)。


左側の文は

「宝祚は無窮なり。ここをもって、国体の尊厳となす」という感じです。


ざっとした意味は、


天皇は永遠のものであり。これこそが、我が国のあり様の尊厳なのだ。


といった感じです。こちらのほうが右側のものよりも、解釈に自信があります。


今回見せていただいたようなものを「揮毫(きごう)」といって、有名人や尊敬する人にお言葉とサインをいただいたというものです。

東郷平八郎も斎藤実も超絶大物ですね。うらやましい!

箱に書かれてある「平手義一」さんは曾祖父さんかなにかでしょうか。

大切にしてくださいね。

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