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Q&A

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藩札は大阪の両替商なんかで正貨と両替できたの?

檜垣紀雄「藩札の果たした役割と問題点」(『金融研究』第8巻1号・日本銀行金融研究所・1989年)によると「藩札のなかには領外からも信認を得て通用範囲を拡大したものもあった。例えば和歌山藩伊勢領(飛地領)の松坂札は、その領内だけでなく(中略)近隣の諸藩にまで流通範囲を拡げていった」とあり、領外でも受け取ってもらえる場合もあったようです。

福井県の文書館のサイトの「福井の藩札」の記事に「福井藩札は京都・大阪のほか近国中に流通したとも伝わっています」とあるので、大阪・京都の両替商も取り扱っていたと思われます。

「藩札の果たした役割と問題点」には「交換レートが両替商によって設定されるものと思われるが、資料不足のため、その実態は明らかでない」とあるので、大阪の両替商が取り扱った史料を探すのは難しいのかもしれません。


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