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向井香乃向井香乃
向井香乃

西アジア諸国の国名について

私が地図を見て思うのは、西アジアには〜タンがつく国が多いことなのですが、何か由来や理由はあるのでしょうか?

閲覧数:18
うえまつ先生
11 de ago. de 2024

まず、辞書やネットなどで「西アジア」の地域を確認してみてください(たぶんイメージしているエリアとは違うんじゃないかなぁ)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2


西アジアで「~タン」がつく国は、アフガニスタンぐらいですね(あとは、イラク領内のクルド人の自治地域である「クルディスタン」もある)。


一般的に、「~タン」がつく国が多いのは中央アジアですね。すなわち、ウズベキスタン・カザフスタン・トルクメニスタン・タジキスタン・キルギスタン(現在の国名はキルギス共和国)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2


その他、「~タン」がつくのが、南アジアのパキスタンになります。


さて、「スタン(スターン)」はペルシア語で「土地」「国」という意味です。百科事典でも、たとえばアフガニスタンの項目をみると「〈アフガン人の地〉の意」(小学館『世界大百科事典』)などとあります。


なお、このなかで面白いのが「パキスタン」で、これは歴史的な地名ではなく、人為的につくられたものです。

20世紀にイギリスから独立を勝ち取ったパキスタンの人々が、パンジャーブ州の「P」,アフガン州の「A」,カシュミールの「K」,スィンド州の「S」,バローチスターン(Balochistan)州の「TAN」という国内の地名をつなげて「Pakistan(パキスタン)」という国名をつくりました(意味は、パキスタンの公用語であるウルドゥー語で「清浄な国」)。ここでも「スタン(スターン)」の由来となったバローチスターンは「バルーチ人の土地」という意味です。

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