top of page

Q&A

公開·1名のメンバー

元服・成人式の歴史

元服は「男子の成人式(女子の成人式をいうこともある)。「げんぷく」ともいう。男子が頭に冠を加える儀で、元は首、服は冠をさす。」(国史大辞典)です。

歴史部のときにうえまつ先生が調べてくれたように、室町時代中期以後になると、成人の儀式は「額に角(すみ)を入れ前髪を剃り落し、衣服の袖丈をつめ、腋の下を縫いとじる袖留(そでとめ)に変わり」(国史大辞典)ます。ようは、冠をかぶる代わりに髪をそってちょんまげにすることで成人の証とするわけです。ただ、成人の儀をあらわす言葉としての「元服」は残ります。


じゃあ、成人の儀式のその後について簡単にまとめておきます。

国立国会図書館の記事「成人の儀式 ー古代から近世までー」によると、明治6年(1873年)に徴兵制度が始まると、人々の間に20歳で兵役につくと大人になるという認識が広がり、明治9年(1876年)の太政官布告という法律で、満20歳が成人であると正式に定められました。

それにともなって、各ご家庭などでの成人のお祝いは20歳を基準に行われるようになったようです。


じゃあ、全国統一の成人式はいつから始まったのかというと、

成人式の起源は、昭和21年(1946年)に「国全体が敗戦による混乱と虚脱感で明日への希望が見いだせずにいました。そうしたなか、蕨町青年団が中心となり、次代を担う若者たちを勇気づけ、励まそうと、「青年祭」を企画。その催しの幕開けとして行われた」(蕨市公式サイト「全国に先駆けて行った蕨市の成年式」)「成年式」だそうです。

そして、昭和23年に「成人の日」が制定されて昭和24年に最初の成人の日が置かれると、成人式が全国に広がったそうです。

なお、蕨市には「成年式発祥の地記念像」があるそうです。




閲覧数:9
bottom of page