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荘園公領制について語りましょう。
「摂関家の巨大荘園等ができる
↓
延久の荘園整理令によって、荘園の権利関係の明文化が進む」ですが、
イエの成立は12世紀ごろで、「摂関家の巨大荘園等」(←家領荘園のことだと思います)は1069年の延久の荘園整理令よりも後のことです。 高校の教科書というか、大学受験では、寄進地系荘園の登場→延久の荘園整理令と覚えておいてください。
「白河院、鳥羽院によって、国衙領の知行国化が進む」ですが、
国衙領(=公領)というのは、荘園ではないある土地(今にたとえればディズニーランドの敷地など)のことで、知行国というのは知行国主の国(今にたとえれば千葉県)のことなので、別の話です。
A国という知行国(や知行国でないB国)の中に、α郡とかβ郷とかγ保という国衙領(田んぼとかのかたまり)やη荘とかι荘という荘園(田んぼとかのかたまり)が乱立しているのが荘園公領制です。 「平氏政権が国衙領を掌握」は、
平氏は多くの知行国を持っているのでいいでしょう。
「守護、地頭制の成立によって院、摂関家の他に地頭というプレイヤー誕生」
平氏や摂関家や皇族や寺院は荘園のいわば所有者である荘園領主ですが、地頭は荘園荘領主が持っている荘園の現地管理人なので、違います。
地頭は荘園のオーナーではなく、あくまでも摂関家などのオーナー(荘園領主)に雇われているだけの雇われ店長なのです。
鎌倉時代の守護の職掌は、大犯三箇条(大番催促・謀反人の逮捕・殺害人の逮捕)と御家人の統率なので、守護は荘園にはまったく関わりありません。室町時代になると、守護も半済などで荘園に関わってきます。
それ以降の流れは、
承久の乱後に、地頭の荘園侵略が進み、地頭請や下地中分で地頭の領主化がはじまる。
南北朝期に、守護の権限が強化されて、守護も荘園・公領に手を出してくる。
室町時代に、守護領国制ができあがってきて、守護大名が登場する。守護大名は国衙領や荘園にかなり強い支配力をおよぼすようになる。
戦国時代に、戦国大名が領国を一円支配するようになって、さらに国衙領や荘園に大名の支配がおよぶ。
太閤検地で、中世的な荘園・公領の権利関係が整理されて、一地一作人の原則が完成する。
です。
荘園制は複雑なので、ゆっくりと勉強してください。
何度でも質問してくださいな。
「摂関家の巨大荘園等ができる
↓
延久の荘園整理令によって、荘園の権利関係の明文化が進む」ですが、
イエの成立は12世紀ごろで、「摂関家の巨大荘園等」(←家領荘園のことだと思います)は1069年の延久の荘園整理令よりも後のことです。 高校の教科書というか、大学受験では、寄進地系荘園の登場→延久の荘園整理令と覚えておいてください。
「白河院、鳥羽院によって、国衙領の知行国化が進む」ですが、
国衙領(=公領)というのは、荘園ではないある土地(今にたとえればディズニーランドの敷地など)のことで、知行国というのは知行国主の国(今にたとえれば千葉県)のことなので、別の話です。
A国という知行国(や知行国でないB国)の中に、α郡とかβ郷とかγ保という国衙領(田んぼとかのかたまり)やη荘とかι荘という荘園(田んぼとかのかたまり)が乱立しているのが荘園公領制です。 「平氏政権が国衙領を掌握」は、
平氏は多くの知行国を持っているのでいいでしょう。
「守護、地頭制の成立によって院、摂関家の他に地頭というプレイヤー誕生」
平氏や摂関家や皇族や寺院は荘園のいわば所有者である荘園領主ですが、地頭は荘園荘領主が持っている荘園の現地管理人なので、違います。
地頭は荘園のオーナーではなく、あくまでも摂関家などのオーナー(荘園領主)に雇われているだけの雇われ店長なのです。
鎌倉時代の守護の職掌は、大犯三箇条(大番催促・謀反人の逮捕・殺害人の逮捕)と御家人の統率なので、守護は荘園にはまったく関わりありません。室町時代になると、守護も半済などで荘園に関わってきます。
それ以降の流れは、
承久の乱後に、地頭の荘園侵略が進み、地頭請や下地中分で地頭の領主化がはじまる。
南北朝期に、守護の権限が強化されて、守護も荘園・公領に手を出してくる。
室町時代に、守護領国制ができあがってきて、守護大名が登場する。守護大名は国衙領や荘園にかなり強い支配力をおよぼすようになる。
戦国時代に、戦国大名が領国を一円支配するようになって、さらに国衙領や荘園に大名の支配がおよぶ。
太閤検地で、中世的な荘園・公領の権利関係が整理されて、一地一作人の原則が完成する。
です。
荘園制は複雑なので、ゆっくりと勉強してください。
何度でも質問してくださいな。