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中外日報は全国水平社などの新しい組織と仲が良かったか?

中外日報は全国水平社などの新しい組織と仲が良かったか?

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順大 古川
順大 古川
Feb 17, 2024

中外日報:京都に本社を置く宗教系新聞社。社長の真渓涙骨自身は真宗の僧侶で、もともとは真宗中心の宗教系新聞でしたが、徐々に仏教他宗派、キリスト教、神道などにも報道対象を広げ、全国水平社の時期には総合的な宗教新聞となっていました。


全国水平社創設を報じた記事など、水平社・西光万吉の記事を執筆したのは中外日報記者であった三浦参玄洞(法名大我、本名幾造、参玄洞は筆名)。

水平社の創設者である西光万吉の実家(西光寺)の隣にある誓願寺の娘と結婚した僧侶で、水平社設立前、自殺願望が強くあった西光万吉を励まし、水平社の活動には直接は関わらないものの様々なサポートを行った人物です。

万吉や、水平社創設メンバーであり万吉の幼なじみでもある阪本清一郎の親らは、万吉らが部落差別に反対する活動をすることに否定的でした。その親の説得にあたり、全国水平社創立趣意書の印刷などの手配を行います。


中外日報という新聞がどうかというよりも、三浦参玄洞との関わりから、中外日報で全国水平社の活動が報道されたと考えるとよいようです。


参考:浅尾篤哉「三浦参玄洞の思想」(『部落解放研究』163、2005年)

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