ワンピースで、ローグタウン編のクライマックスは、次のナレーションから始まりました。
Legends that endure in the future...
...were events that took place in the distant past.
はるか未来に語り継がれる伝説はーーー
はるか昔に幕を開けたる物語ーーー
ゴールド・ロジャーが死刑にされた死刑台は、世界政府によってその場に置かれ続けていました。
ルフィはそこを訪れて、海賊時代の始まりの場所を感じます。そして、ワンピースっぽいドタバタが始まって、サンジすら"Do you believe in a higher power?"(おい お前 神を信じるか?)と言ったほどの事態が起こります。
私的には、あのシーンはとにかく日蓮をイメージさせます。
今日は、平安時代の死刑をみてみましょう。
平安時代はおよそ400年(794~1185)ありますが、なんとその400年のうち、811年~1155年の345年間は死刑が行われませんでした。このような古代国家は、世界史的にもめずらしいです。
1156年に起きた保元の乱を描いた、軍記物語である『保元物語』には「昔、嵯峨天皇の治世に、藤原仲成を死刑にして(原文読み下し「誅せられし」)か今まで、長い間死死刑は行ってこなかった」とあります。嵯峨天皇のときに死刑にされた藤原仲成(ふじわらの なかなり)は、平城太上天皇の変(薬子の変)の敗者です。藤原仲成が死刑になったのが810年のことでした。そして、1156年の保元の乱という大事にいたって、ついに藤原通憲(信西)の主張で、乱の敗者である源為義などが首をはねられることとなったのです。
The criminal, M.D.Luffy, is guilty of getting on his high horse and upsetting me!
For that, he will be executed in grand style!!!
罪人!‼︎ 海賊M・D・ルフィは “つけ上がっちまっておれ様を怒らせちまった罪”により
『ハデ死刑〜〜〜〜〜っ』‼︎!(道化のバギー・第11巻)
それでは、平安時代に死刑に値する罪を犯した者がどうなっていたのかというと、天皇の命令によって減刑されて、流罪に処されていました。
長い間死刑が行われなかった理由としては、御霊信仰の存在があったと考えられています。御霊信仰とは、死者の魂が怨霊となることを恐れる信仰です。
なお、810年に死刑になったとされる藤原仲成は、監禁中に射殺されています。これは、正規の手続きを経たものでもなく、正規の死刑方法でもありません(奈良・平安時代の正規の死刑方法は、斬(首をはねる)と絞(首を縛る))。
なので、「死刑」というよりは「私刑」ではないかとも言われています。
ワンピースで、バギーの口癖といえば「ハデ~」です。
アルビダが再登場したときには、”Die lavishly!!!”で「ハデに死ねェーっ‼︎!」でしたが、その後は"in grand style"に統一されている感じです。例えば、「ハデに騒げ‼︎!」は、"So cheer in grand style!!!"です。
なんか語呂がいいので、私的には"in grand style!!!"のムーブメントがきてます。今。
「ハデ既読スルー〜〜〜〜〜っ‼︎!」
→ leave on read in grand sttyle!!!
「ハデ捨てゲー〜〜〜〜〜っ‼︎!」
→leave the game in grand style!!!
「ハデ闇営業〜〜〜〜〜っ‼︎!」
→dark comedy in grand style!!!
「ハデ参議院選挙〜〜〜〜〜っ‼︎!」
→House of Councillors election in grand style!!!
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