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まひろのお家から、大河ドラマ「光る君へ」を大予想してみた

更新日:1月2日



うさぎ先生:01

お久しぶりうさ。 うさぎ先生復活うさ!

2024年は大河ドラマ「光る君へ」に便乗して、ドラマの解説とか、歴史的事実の解説とか、展開の予想とか、いろいろ話していくうさよ。

最初は、、、


タンクトップ天狗:01

ターンクトップ天狗じゃー!!


うさぎ先生:02

ええっーーーーー!!!????

誰? 誰うさか!?


【動画版はこちら】

タンクトップ天狗:02

天狗がタンクトップを着ているから、タンクトップ天狗じゃ!

すなわち、タンクトップ天狗だぞ!


うさぎ先生:03

すなわちってない。 すなわちれてないうさよ!

新キャラ? 新キャラうさか? 誰が望んだうさか??


タンクトップ天狗:03

はーはっはっはーーー!

新シリーズには新キャラがつきものなんだぞ!


うさぎ先生:04

そ、そうなのかうさ?

わかったうさ。

じゃあ、あなたはどんなキャラなのかうさ?

ボケ? ツッコミ? オーディエンス?

中の人は?


タンクトップ天狗:04

すなわち、タンクトップを着た天狗なんじゃー!


うさぎ先生:05

(気に入ってるうさね、「すなわち」が。なんとかの一つ覚えうさね)

って、説明になってなーい。うさ。


タンクトップ天狗:05

生徒じゃ! わしはすなわち生徒なんじゃ!


うさぎ先生:06

あ、言葉は通じてるうさね。

って、生徒ぉ―?

んー、わかったうさ。

これ以上かまってると話が進まないから、そこは認めて本題を進めていくうさ。

進行のジャマしないように、口を閉じたり、息を止めたり、むしろ息の根をとめて、そこで大人しく聞いてるうさよ。


タンクトップ天狗:06

うむす!


うさぎ先生:07

(ほっ)

じゃあ、気を取りなおして、今回は「このドラマのヒロイン(まひろ=紫式部)とヒーロー(三郎=藤原道長)は、どんなふうに出会うのかを予想してみよう」

というテーマうさ。

はるか古の昭和時代だったら、出会いといえば、パンを口にくわえて「遅刻、ちこくー」と走って登校する転校生のヒロインが、

曲がり角でヒーローにぶつかって、

そんで、同じ教室で出会う、

という展開以外は許されなかったうさ。

うそだけど。


タンクトップ天狗:07

(ほわわ~~んとヒーローを自分に置き換えて想像する)


うさぎ先生:08

オマエじゃないうさよ。

それはさておき、大河ドラマでは、まひろと三郎はどう出会うのかを予想してみるうさ。

ちなみに、いまさらだけど、まひろは紫式部のことで、三郎は藤原道長のことうさ。

まず、史実を確かめておくと、大人になったまひろと三郎は関係があるうさ。

たとえば、大人になった三郎こと藤原道長は、まひろが『源氏物語』を書くのを助けてるうさ。今でいうと投げ銭うさね。

あ、このチャンネルの審査がいつか通ったら、みんなもガンガン投げ銭してくれてもよくってよ、、、うさ。

そのためにも、みんなのチャンネル登録や高評価のグッドボタンをお願いするうさ。


タンクトップ天狗:08

お願いするぞ!


うさぎ先生:09

(そこは協力的うさなのね)

じゃあ、子どものころはどうなのか、が気になるうさよね。

まずは、NHKの公式サイトの人物紹介を見てみるうさ。

まひろの紹介文には

「数歳年上の藤原道長とは、少女のころ知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれる」

とか

「ひょんなことから知り合った三郎に興味を引かれ」

とあるうさ。

三郎の紹介文には

「まひろ(紫式部)とは幼いころに出会い」

とか

「偶然であったまひろと親しくなる」

とあるうさ。

おおっ! 二人は子どものころに出会っているとのことうさ。

ここで、平安時代の歴史に詳しい方には、「おや? 若いころの紫式部と藤原道長って出会っていたっけ?」

と思われた方もいらっしゃるかもうさ。

あ、紫式部は、「光る君へ」では「まひろ」ですよ。早く慣れていきましょううさ。うさぎ先生もまだ慣れてないうさ。

そうなんです。史実としては、二人が若かったときに出会ったとか出会ってないとか、確実なことは言えないうさ。

ならば、ということで、「光る君へ」の時代考証を担当されている倉本一宏先生が、まひろと藤原道長の若かりしころについて、どう語っているのかみてみるうさ。

倉本先生は、著書の『紫式部と藤原道長』で次のように言っているうさ。

「五男とはいえ摂関家の子息である道長と無官の貧乏学者の女である紫式部が幼少時に顔を合わせた可能性は、ほぼゼロといったところであろうか」


うさぎ先生・タンクトップ天狗:

いきなりかーい!


タンクトップ天狗:

「五男とはいえ摂関家の子息である道長と無官の貧乏学者の女である紫式部が幼少時に顔を合わせた可能性は、ほぼゼロといったところであろうか」

大事なことなので、2度言ってやったぞ。


うさぎ先生:

あ、ありがとう……うさ。

まあ、文献史学の成果としての史実は倉本先生がおっしゃる通りなのでしょううさ。

ドラマというフィクションは、史実を元にストーリを作り上げていくものなので、この動画でも、史実をもとに、ドラマのストーリを予想して楽しんだり、ドラマが創作したフィクションを史実とくらべて楽しんだりしていくうさ。

史実でドラマに水をさすのではなく、史実を学んでもっとドラマを楽しんでいこうというのが、この動画シリーズの目的うさ。


【トランジション】


では、まひろと三郎が住んでいたお家から、二人の出会いを考察していくうさ。

まひろファミリーが住んでいたおうちは、堤中納言から数代相続してきた堤第(つつみてい)の半分の敷地だったみたいうさ。堤中納言は、中納言兼輔という名で、百人一首に

「みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ」

という歌が選ばれている人うさ。

その堤第の場所は、正親町小路の南で、東京極大路の東の、鴨川の堤うさ。

それに対して、三郎が結婚前に住んでいたおうちは、三郎の父の藤原兼家の東三条邸で、まひろん家からはけっこう遠いうさ。


タンクトップ天狗:

これは会うチャンスはないな!

解散!


うさぎ先生:

だまって最後まで聞いているうさ!

ここからがいいところうさ。

まひろん家の斜め向かいの大きなお家に注目するうさ。

ここに大きなお家があるうさよ。

ここは、知る人ぞ知る「土御門殿」うさ。

まひろが子どものころ、この土御門殿は源雅信のお家だったうさ。


タンクトップ天狗:

知らん! 解散!


うさぎ先生:

(無視しとくうさ)

源雅信は宇多天皇の孫で、まひろファミリーより、はるかに身分が高い家系の人うさ。

そして、源雅信には、まひろよりも9歳年上(推定)の倫子という娘がいたうさ。

「推定」というのは、紫式部は生まれた年も死んだ年もわかってないけど、ドラマでは973年生まれと設定される可能性が高いからうさ。

このへんについては、動画の説明からブログを読んでみてほしいうさ。


タンクトップ天狗:

宣伝だな!


うさぎ先生:

(無視。無視)

現代でたとえるなら、小学生になったばかりのまひろには、自分んちの斜め向かいの豪邸にお嬢様中学生のお姉様が住んでいたってことうさ。きっと縦ロールにちがいないうさ。

まひろにとっては、幼いころから、倫子は斜め向かいに住んでいるというウワサの、9歳年上のあこがれのお嬢様だったんですよね。

このお嬢様なお姉様こそが、のちに三郎と結婚して、『源氏物語』を書いていたまひろを宮仕えにスカウトする源倫子、その人うさ!

土御門殿とは、のちに藤原道長ん家として有名になるお家だったうさよ。


タンクトップ天狗:

なんだってー! キバヤシさん!


うさぎ先生:

「キバヤシさん」って、誰うさ?

まあ、ほっとこ、、、うさ。

そういった歴史的事実から考えると、三郎がまひろと出会うとしたら、

一つの可能性は、倫子ちゃんを口説きに行くときなんだけど、、、どうなるうさかね。


タンクトップ天狗:

藤原道長がドラマの最初は「三郎」という幼名で登場するということは、元服、すなわち大人になる儀式を経て「道長」と呼ばれるようになる前からドラマが始まるということだから、二人が出会うのは、道長が15歳になるより前のことだと思うぞ。

まひろは三郎より7歳年下だから、8歳より幼いころだな。


うさぎ先生:

こういうときだけ正論ぶっこんでくるうさね。

「すなわち」の使い方も正しいし。

そう、うさね。じゃあ、まひろ7歳で想像してみるうさ。

あ、今さらながら、年齢はぜんぶ数え年うさ。

三郎は、まひろより7歳年上なので、

NHKの紹介にあるように

「数歳年上の藤原道長とは、少女のころ知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれる」

とあるので、

現代でたとえるなら、

パンピー小1のまひろ7歳が、超絶お坊っちゃま中学2年生の三郎14歳と出会って、「惹かれ合う」ということうさ。

……大丈夫か? 中学生?

「身分差に阻まれる」ってあるけど、身分差がなかったら、中2三郎は「GO TO 小1!」したうさか!?

ちなみに、このとき、倫子は金髪縦ロールのお嬢様高校生、16歳うさね。


タンクトップ天狗:

縦ロールは紫色の時代だぞ!


うさぎ先生:

なんのネタかわからないうさ。。。

天狗はおいとくとして、

さらに興味深い点は、、、

もう一回、まひろと倫子のお家の位置関係を見てみるうさ。

2人とも、おそらく生まれたときからこのお家に住んでいるうさ。

ということは、まひろが三郎と出会う前に、まひろは倫子と先に出会っていた!

というルートもありなんですよね!……うさ。

それなら、それなら、小1まひろと中2三郎が出会っていたことを、倫子が知っていたのかどうかも気になるうさね。

さらーに。

藤原道長、すなわち大人になった三郎が、倫子と結婚したのは、

道長22歳。倫子24歳。そして、まひろ15歳のときうさ。


タンクトップ天狗:

「すなわち」を、パクるなよ!


うさぎ先生:

ウザ。。。

中学生(15歳)のお年頃になったまひろは、斜め向かいのお嬢様(24歳)が藤原氏の男と結婚するというウワサを耳にする、、、

たぶん、相手が藤原氏の道長という情報までは、まひろの耳にも入ると思ううさ。

このとき、まひろは、藤原氏の道長がかつての三郎だと知っていたのか?

気になるうさーー♡

きゃー♡

まひろが幼いときに出会ったときに「身分差に阻まれる」ってあったので、三郎がええとこのお坊ちゃまということは分かっていたはずうさ。

もし、道長が三郎だと知っていたなら、

20代で高貴な道長という、はるか手の届かない人が、

20代で豪邸に住んでいる血統の良いお嬢様、という格が違いすぎる倫子と結婚するという話を、

斜め向かいの家に住んでいるパンピーまひろは、どんな気持ちで聞いていたんだろううさ。

切ないうさー♡ ドラマうさー♡


タンクトップ天狗:

うさぎ先生も女子だな!


うさぎ先生:

恋バナがサイコーに盛り上がっているタイミングで、

宇宙一デリカシーなさそうな生き物が入ってこないでもらえる?、、、うさ。

まあ、そんなわけで、大河ドラマ「光る君へ」は、最初っから恋のハリケーンが吹き荒れるドラマになるかもしれないうさ。

うさぎ先生の乙女心もチュクチュクしてるので、みんなもぜったい見るうさよ。


タンクトップ天狗:

わしの大胸筋もヒクヒクしてるぞ!


うさぎ先生:

ダマるうさ!

あ、これからも大河ドラマ話や、日本史の話でもりあがっていくので、ぜひ高評価とチャンネル登録をお願いうさ。

よろしくうさー。

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