
日本史研究会|日米修好通商条約と開港
重要なポイント
日本史研究会で、日米修好通商条約(1858年)の内容と条項を読み合わせた
下田、函館、神奈川、長崎、新潟、兵庫の位置を地図で確認し、開港場の地理と歴史について議論した
第三条から第六条を中心に、自由貿易、関税、外国貨幣の通用、領事裁判権について学習した
条約上の神奈川と実際に開かれた横浜の違い、開港場の選定をめぐる日米の意向が話題となった
議論されたトピック
日米修好通商条約の検討
のぶた先生とAさんが、日米修好通商条約の背景と内容について話し合った。
詳細
のぶた先生: 第三条の自由貿易規定と、第四条の関税に関する規定について説明した
のぶた先生: 条約の影響と、その後約半世紀にわたって日本外交の課題となった条約改正について言及した
結論
条約の条文を読みながら、貿易の仕組みと日本の外交上の課題を考えた
日本・米国関係と開港の規定
のぶた先生とAさん、Bさんが、日本とアメリカ合衆国の関係について議論した。
詳細
Aさん: 第一条について説明した
のぶた先生: 日本とアメリカ合衆国の呼称について質問した
Bさん: 函館を含む複数の港について、開港年月に言及しながら読み進めた
のぶた先生: 現代語訳を確認し、地図を使って下田と函館の位置を確かめることを提案した
結論
条文の言葉を現代語で確かめ、港の位置を地図と対応させて理解を進めた
港の地図と歴史
のぶた先生とAさんが、地図上の港について議論した。
詳細
のぶた先生とAさん: 伊豆半島、下田、函館などの位置を確認した
のぶた先生: 五稜郭に言及し、函館港の歴史について話した
のぶた先生とAさん: 新潟港の江戸時代の状況を取り上げ、新潟が川の河口に位置していたことを確認した
結論
港がどこにあり、どのような地形や歴史的背景を持つかを確認した
神奈川・横浜の歴史
のぶた先生が、神奈川と横浜の歴史的背景を説明した。
詳細
のぶた先生: 条約では神奈川が開港地とされたが、幕府は東海道に近い神奈川宿を避け、実際には横浜を開港場としたと説明した
のぶた先生: アメリカ側が神奈川宿を想定したのに対し、日本側が横浜を開港場として整備した経緯を説明した
のぶた先生: 横浜が港町として発展した経緯と、神奈川と横浜の違いが入試問題でも取り上げられることに言及した
結論
条約に書かれた地名と、実際に整備された開港場の場所を区別した
関西・関東の地理比較
のぶた先生とAさんが、関西と関東の地理を比較し、神戸市と兵庫の港について話し合った。
詳細
のぶた先生: 神戸の港が歴史的に発展してきたことを説明した
のぶた先生: 長崎と平戸についても言及した
のぶた先生とAさん: 九州西部の平戸周辺の位置と、普通鉄道では日本最西端のたびら平戸口駅について話し合った
結論
関西・関東に加え、九州の港や鉄道駅の位置も地図と結び付けて考えた
長崎の地形と歴史
のぶた先生とAさんが、長崎の地形と歴史について議論した。
詳細
のぶた先生: たびら平戸口駅の名前について説明した
のぶた先生: 長崎港の地形や出島の変化について説明した
結論
港の地形と、歴史の中で変わってきた景観について理解を深めた
港の開放に関する条文
のぶた先生とAさん、Bさんが、港の開放に関する条文について議論した。
詳細
のぶた先生: 新潟の代替港について、日本語の条文は新潟の前後、英語の条文は本州の西岸と表現していることを取り上げた
Bさん: 神奈川の開港から六か月後に下田港を閉鎖するという規定を読んだ
のぶた先生: 横浜の開港と下田の閉港を、貿易拠点の移転と結び付けて説明した
結論
開港地の指定、条文の表現、神奈川開港後の下田の扱いが論点となった
日本・アメリカの貿易関係
のぶた先生とAさん、Bさんが、日本とアメリカの貿易関係について議論した。
詳細
のぶた先生とAさん、Bさん: 自由貿易の原則として、双方の国の人々が商品を売買することを妨げず、支払いについて日本の役人が干渉しないという規定を確認した
のぶた先生: 古い法律文書での表現を取り上げ、現在の表現と比較した
結論
売買を当事者に委ねる規定と、その条文の表現を確認した
第四条と輸入税
Bさんが第四条を読み、輸出入品にかかる税とアヘンの規定について議論した。
詳細
Bさん: 輸出入品について、別冊に定めるとおり日本の役所へ運上を納めるという規定を読んだ
のぶた先生: 運上という江戸時代にも用いられた税の呼称を取り上げ、この条文では輸出入品にかかる税を指すと説明した
Aさん: アヘンの輸入が厳禁であることを確認した
Bさん: アメリカ商船が船内に持ち込むアヘンについて、三斤を超える分を日本の役人が取り上げるという規定を読んだ
のぶた先生は三斤を超えた場合の取扱いについて質問し、Bさんが応答した
結論
関税の納付とアヘン輸入禁止を読み、船内に持ち込む量の制限について質疑を行った
外国貨幣の通用と交換制度
のぶた先生とAさんが、第五条の外国貨幣の通用について議論した。
詳細
のぶた先生とAさん: 外国貨幣が日本貨幣と同種類・同量で通用するという規定を確認した
のぶた先生: 金は金、銀は銀という同じ種類の金属同士で、量目を比べて交換する規定を説明した
のぶた先生とAさん: 日本とアメリカの金銀の交換比率の違いを取り上げ、日本では金が相対的に安く、金貨が海外へ流出したことに言及した
結論
貨幣の交換規定と、内外の金銀交換比率の違いによる影響について考えた
領事裁判権と開港をめぐる質問
違法行為に対する処罰と、日米和親条約の開港について質問が出された。
詳細
Aさん: 日本人とアメリカ人の違法行為に対する処罰について質問した
のぶた先生: 領事裁判権について説明した
Bさん: アメリカ人と日本人の処罰の違いについて質問した
のぶた先生: 領事裁判権に言及して説明した
Aさん: 日米和親条約の港の開設について質問した
のぶた先生: 日米和親条約の開港地について、日本側の江戸への警戒を背景の一つとして挙げた
結論
誰がどの国の法律で裁くのかという問題と、開港地を選ぶ際の日本側の意向を考えた
画像:フェリーチェ・ベアト「丘から見た横浜」(1863年)。J. Paul Getty Museum, 2007.26.2. Digital image courtesy of Getty’s Open Content Program. CC0.



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