歴史部通信:7月4日号
- 順大 古川
- 7月4日
- 読了時間: 2分
【次週(7月6日~7月9日)の予定:日本史】
月:「月曜日_05.武家社会の成長」応仁の乱と国一揆~
火:「火曜日_10.2つの世界大戦とアジア」政党内閣の成立~
水:「水曜日_09.近代国家の発展」戊辰戦争と新政府の発足~
木:「木曜日_02.律令国家の形成」天平文化~
※次のお休みは、7月27日(月)~7月30日(木)です※
個別授業(探究コース・テスト対策コース)の予約方法が変わりました。
※ストアカは上記のリンクからアクセスしないと割引になりませんので、ご注意ください。
【質問調査結果】
Q:建長寺船と天龍寺船の輸出品と輸入品は?
建長寺船と天龍寺船そのものの積載品についての史料は残っていないので、同時代の日元貿易の輸出品・輸入品を紹介しておきます。
「元からの輸入品には銅銭,陶磁器,香料,薬材,書籍,経典,絵画,茶,織物などがあり,日本では唐物として珍重され,日本の経済や文化に大きな影響を与えた。日本からの輸出品としては金,銅,水銀,硫黄,日本刀,扇,螺鈿(らでん),蒔絵(まきえ)などがあり,特に日本刀は優秀で,中国でも重要視された。」(世界大百科事典)
一応、村井章介「寺社造営料唐船を見直す : 貿易・文化交流・沈船」(『港町と海域世界』)までは確認できたらなあと思っています。
Q:奈良時代から9世紀ににかけての「兵士の弱体化」とは具体的に何を指すのか?
『類聚三代格』所収の宝亀十一(780)年七月二十六日格に、以下のようにあります。

今、北陸の兵、亦蕃客に供ふ。有る所の軍兵、未だかつて教習せず、事に属して徴発すれども、全く用に堪ふること無し。
とあるので、渤海からの使者や外国からの敵が来着する可能性がある北陸の兵が、訓練不足により弱体であることが記されています。
Q:「白鳳文化」の「白鳳」ってなに?
奈良時代に用いられた、公年号白雉の異称で、大化の改新のあとから奈良時代の前までちょこちょこ史料に登場します。
その時代の文化だから白鳳文化といいます。
Q:シベリア出兵の死者3000人の内訳は? 尼港事件の犠牲者は入るのか?
麻田雅文『日露近代史』によると、軍人・軍属の戦病死者数合算で、戦死2643人、病死690人の合計3333人とのことです。
つまり、尼港事件の民間人犠牲者数百人は入っていません。

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