豊臣兄弟関係文書を読む5:古文書・くずし字勉強会日記
- 順大 古川
- 4月9日
- 読了時間: 3分
まだ、生徒は私(のぶた)一人です。いっしょに勉強してくれる人、募集中です。
豊臣秀長・秀吉・秀次に関係する文書を読んでいます。Youtubeで配信もしています。勉強会のまとめと、備忘録、配信の後に気づいたことや調べたことなどを書いていきたいと思います。
天正九年(1581年)05月17日羽柴秀吉書状今井宗及宛に挑戦します。

右下の部分と、行の頭が飛び抜けている行は追記なので、真ん中あたりの一文字下がっている行を先に読んでいきます。

ここ2回の配信のまとめと感想などを書いていきます。
勉強会(一人)で読んだ成果は、
態令啓候。仍今度(者)
令入津、数日逗留、
御造作共中ゝゝ難
申尽候。殊更切々
御茶湯御道具共拝
見、心静ニ申承候
段、本望至極候。心底之
程、書中不得申候。
です。
活字本には一行目の最後に「者」の字があるのですが、写真では確認できませんでした。
読み下しは、
態と啓せしめ候。
仍て今度は、入津せしめ、数日逗留し、御造作共、中ゝに難く申し尽し候。
殊更切々に、御茶湯・御道具共に拝見し、心静ニ申し承り候段、本望至極に候。
心底之程、書中に得ず申し候。
ですかね。
冒頭の「態」は「わざと」と読み、わざわざ・ことさらに、といった意味です。
追記(2026/04/22)
昨日の配信のまとめと感想などを書いていきます。
勉強会(一人)で読んだ成果は、
爰元隙を明、軈而
です。
「爰元」(ここもと)は自分のことです、。
軈は「やがて」という漢字らしいです。
読み下しは、
爰元、隙を明け、軈て、
追記(2026/04/29)
昨日の配信のまとめと感想などを書いていきます。
勉強会(一人)で読んだ成果は、
又罷越、今度之御
残多さ可申述候。
猶宗易迄申候間、不能
細筆候。恐々謹言
羽藤
五月十七日 秀吉(花押)
宗久 御宿所
です。
読み下しは、
又、罷り越し、今度の御残りの多さ、申し述ぶべき候。
猶ほ、宗易まで申し候間、細筆能ず候。恐々謹言。
羽藤秀吉
五月十七日
宗久 御宿所
です。
追記(2026/05/15)
今週の配信のまとめと感想などを書いていきます。
今回から、右端に始まる追記部分を読んでいます。
勉強会(一人)で読んだ成果は、
なをゝゝこん
とうハ参申候処ニ
御ねんころきとも
申へす候たゝし
まへゝゝよりへし
てとかんなく存候間
心やすく存候てさてゝゝ
其方へすくニ参申したゝゝ
の物ともふミあらし可申
候へとも其きつかいなくなかゝゝ
です。
読み下しは、
尚ゝ、今度上参候処に、御懇ろきとも、申得す候。
ただし、前々より経して、等閑無く存じ候間、心安く存じ候て、さてさて、其方へ、すぐに参り申し。下下の物共文あらじ申す可く候へども、其の気遣いなく、なかなか
でしょうか。
追記(2026/06/06)
今週の配信のまとめと感想などを書いていきます。
今回から、右端に始まる追記部分の続きを読んでいます。
勉強会(一人)で読んだ成果は、
とうりういたし候。はしかき
ハ我等てにて候まゝ
ミゑ申ましく候間、ミなゝゝ
と御たんかう候て、御らん
候べく候。以上。
ここまで読んだ成果を、可能な限り読み下しとかにしていきたい。。。
態と啓せしめ候。
仍て今度は、入津せしめ、数日逗留し、御造作共、中ゝに難く申し尽し候。
殊更切々に、御茶湯・御道具共に拝見し、心静ニ申し承り候段、本望至極に候。
心底之程は、書中に申し得ず候。
爰元、隙を明け、軈て、又、罷り越し、今度の御残りの多さ、申し述ぶべき候。
猶ほ、宗易まで申し候間、細筆能ず候。恐々謹言。
羽藤秀吉
五月十七日
宗久 御宿所



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