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【日本史研究会日記】2025年10月まとめ

更新日:10月30日

【目次・読んだ史料】

第2週:『経済録』・承久の乱

第3週:「ハルノート」

第4週:日ソ基本条約

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【第1週】

簡単な要約

のぶた先生が城下町での武士の移住について教え、戦国大名が農村から城下町に移住し、近世の農村社会が形成されたことを説明した。参加者たちは授業中の主従関係や金納について質問し、のぶた先生は荻生徂徠の理論や経済力と政治の関係についての議論を紹介した。のぶた先生が江戸時代の文書を教材にした歴史学のセミナーを実施し、参加者たちが古文の解釈と翻訳を行った。


次のステップ

のぶた先生:Iが紹介した「江戸時代図解」の本について調査し、年貢の「金納」に関する研究を確認する

のぶた先生: 金納と米納の歴史的変遷について資料を調べる


概要

城下町武士移住の歴史教室

のぶた先生は城下町での武士の移住について教え、戦国大名が農村から城下町に移住し、近世の農村社会が形成されたことを説明した。Fは授業中の主従関係について質問し、のぶた先生は荻生徂徠の理論について話し、武士が農村を離れて城下町に集まることの背景を説明した。Iは金納(年貢)について質問し、のぶた先生はその内容を調査することになった。最後に、のぶた先生はTさんのセレクトした資料(212ページ)を紹介し、経済力と政治の関係についての議論を説明した。


江戸文書歴史学セミナー

のぶた先生が江戸時代の文書を教材にした歴史学のセミナーを実施し、参加者たちが古文の解釈と翻訳を行った。Fは大名の行動について説明し、Iは「続けばかり」という表現の意味について独自の解釈を提示した。Tは長い解釈を試みたが、のぶた先生は文書の複雑な表現について指導し、次回のセミナーで継続することを決定した。


【第2週】

簡単な要約

のぶた先生が古文の教材についての研究会を主導し、学生たちが88ページの資料を読み解いた。Fが小松備一郎の所蔵文書について説明し、のぶた先生が後鳥羽上皇の倒幕意志に関する古い研究の見解が変更されていることを指摘した。のぶた先生は戦闘力と経済力の比較について議論し、源実朝の暗殺と九条家からの将軍選出の経緯を詳しく解説した。


次のステップ

のぶた先生: ハルノートについて勉強し、次回の授業で共有する

のぶた先生: 可能であれば英文資料を用意する

F: 次回の授業でハルノートの資料を最初に読む

I: 西と東の経済力比較について、田んぼの石高からの算出方法を統一して再計算する


概要

古文教材研究会

のぶた先生が古文の教材についての研究会を主導し、学生たちが88ページの資料を読み解いた。Fが小松備一郎の所蔵文書について説明し、後鳥羽上皇の倒幕意志と北条義時の追悼に関する内容を読み上げた。のぶた先生は「謀反」と「謀叛」の定義を説明し、後鳥羽上皇が幕府を完全に倒す意志を持っていたという古い研究の見解が現在では変更されていることを指摘した。


経済力と戦闘力の比較議論

Iは「圧倒的勝利」という表現について疑問を提起し、経済力と戦闘力の比較について議論した。のぶた先生は、戦闘力について幕府が先手を取って西に攻め上っていると説明し、経済力についてはIの調査に依存することを提案した。のぶた先生は、経済力と戦闘力が必ずしも一致しないことを日清・日露戦争の例で説明し、Iの計算方法を評価した。


源実朝暗殺と将軍選出の歴史

のぶた先生は源実朝の暗殺と九条家からの将軍選出について説明し、皇族が将軍に選ばれることを幕府が希望したが拒否されたため、九条家のヨリツネが選ばれた経緯を詳しく解説した。のぶた先生は歴史の複数の選択肢について議論し、秀吉の朝鮮出兵の経緯も例に挙げて、当時があった複数の選択パターンを説明した。のぶた先生は次回の資料選定について指示し、来週は休みのため再来週にハルノートをFが読む順番で行うことを決定した。


【第3週】

簡単な要約

OneStepとIは、ハルノートの条約内容について議論し、特に中国との関係条項の解釈について話し合った。会話の後半では、複雑な文書の解釈方法について議論し、文書をしっかり読んでから理解を深めることが重要であることを確認した。


次のステップ

OneStep: Iさんが質問した「アメリカが戦争をしたかったかどうか」について、先行研究を調べて共有する


概要

ハルノート条約解釈議論

OneStepとIは、ハルノートの条約内容について議論し、特に中国と関連する条項の解釈について話し合った。Iは条約が日本の軍事的影響力を中国から排除することを目的としているのではないかと指摘したが、OneStepは朝鮮半島は日本の植民地として含まれていないことを明確にした。会話の後半では、OneStepがIに対して、複雑な文書を簡単に切り捨てて解釈するのではなく、まずは文書をしっかり読んでから理解を深めるべきだと助言した。


【第4週】

簡単な要約

のぶた先生が日ソ中立条約についての教えを行い、1936年の日独協定や1939年のソ連・ドイツの不可侵条約の背景を説明し、1941年に松岡洋介によって日ソ中立条約が締結された状況を詳しく解説しました。会議では古文の読み方と文脈についての討議が行われ、生徒たちが古文の文節を読んで翻訳を行いながら、音読みの慣れ、漢字とひらがなの使い分け、外国船の対応に関する文脈について話し合いました。最後にのぶた先生が次週の会議への参加を確認して会議を終了しました。


概要

日ソ中立条約教材説明会

のぶた先生が日ソ中立条約について教えを行い、1936年に日独協定が結ばれ、1939年にソ連とドイツが不可侵条約を締結した背景を説明した。1941年4月に松岡洋介によって日ソ中立条約が締結されたが、数ヶ月後にドイツがソ連に攻撃を始めたことで、日本の外交政策が複雑な状況に置かれたことが議論された。のぶた先生は条約の詳細を読み、第三条と第四条について説明し、条約の効力期間と批准の手続きについて解説した。


古文読み方討議会議

この会議では、古文の読み方と文脈についての討議が行われました。のぶた先生が指導役として、F、I、K、Tなどの生徒たちが古文の文節を読んで翻訳を行いました。討議では、音読みの慣れ、漢字とひらがなの使い分け、そして外国船の対応に関する文脈について詳しく話し合われました。最後にのぶた先生が次週の会議への参加を確認して会議を終了しました。

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