学問吟味について【歴史部生徒質問・調べてみた】
- 順大 古川
- 2025年12月23日
- 読了時間: 2分
個人レベルで調べて勉強しているので、誤りもあるかと思います。事実誤認や参考文献の読み間違いなどがありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
継続して勉強していきますので、参考文献や史料などの情報求むです。
【生徒さん質問】
学問吟味の作文の「記事題」「対訳史論」って何?
まず、国史大辞典の「学問吟味」の項に「作文は記事題と対訳史論と復文を課した(寛政六年時、『昌平志』による)」とあります。
『昌平志』を確認すると、確かに下の写真のようにありました。

よく見ると、「記事題」ではなくて「紀事題」ですね。
「紀事」とは「一事件ごとにその首尾、本末をまとめ記すもの」
「記事」とは「正史に対する私史をいう。」(日本国語大辞典)
ChatGPTに考えさせたところ、「作文内でも少なくとも性格の違う課題があり、記事=史実の叙述(“史書の一条を書く”イメージ)論=人物や事件について論じる(評価・解釈を立てる)といった役割分担があった。」とまとめてくれました。「紀事題(記事題)」は、基本的にこれでいいと思います。
対訳とは「原文と見くらべながら訳すこと。」(日本国語大辞典)
史論とは「歴史の理論。歴史に関する議論、評論。」(日本国語大辞典)
なので、対訳史論とは、中国の歴史書を和訳したうえで、評論すること、とまとめることができるでしょう。
参考文献:




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