【歴史部日記】2025年8月1週まとめ
- 順大 古川
- 8月9日
- 読了時間: 4分
【目次】
治承・寿永の内乱:歴史部(2025/07/21)のサマリー(ZoomAI)
井上馨の不平等条約改正交渉:歴史部(2025/07/22)のサマリー(ZoomAI)
歴史部(2025/08/05)のサマリー
主なポイント
のぶた先生が長崎旅行で軍艦島を訪問した体験を共有
条約改正交渉について議論(井上馨外相と大隈重信外相の取り組み)
不平等条約の歴史的背景と改正への取り組みを復習
ノルマントン号事件と内地雑居問題について説明
次回の授業は休みで、再来週に日本史の授業を継続することを確認
議論されたトピック
のぶた先生の長崎旅行体験
のぶた先生が長崎旅行で軍艦島を訪問した体験を共有した。
詳細
のぶた先生: 長崎は天然の良港で、波が静かで港に適している
のぶた先生: 軍艦島(正式名称:端島)は炭鉱の島で、最盛期には5000人以上が住んでいた
のぶた先生: 炭鉱では地下600〜900mまで掘っていた
のぶた先生: 波の関係で上陸できず、周遊コースで見学した
結論
軍艦島は三菱が経営していた炭鉱で、高島炭鉱の支店みたいなものだった
歴史的に重要な場所であり、現在は世界遺産となっている
条約改正交渉(井上馨外相の取り組み)
66-67ページの内容に基づき、井上馨外相の条約改正交渉について議論した。
詳細
のぶた先生: 井上馨は列強と一括交渉を行った
F:鹿鳴館の舞踏会や改正会議の場所について質問
のぶた先生: 改正交渉の会議は東京の外務省で行われた
うえまつ先生: 内地雑居への不安の主語について質問
のぶた先生: 言論人が主に内地雑居に対して賛否両論を展開していた
結論
井上馨は1887年に関税自主権を一部回復させたが、外国人判事任用問題で批判を受け辞任した
洋風化政策(鹿鳴館での舞踏会など)への反感もあった
条約改正交渉(大隈重信外相の取り組み)
大隈重信外相の条約改正交渉とその結果について議論した。
詳細
M: 大隈重信の条約改正案について読み上げた
のぶた先生: 大隈重信は明治14年の政変で一度失脚していたが、黒田内閣で外務大臣として復活した
のぶた先生: 大隈は外国人判事の任用を大審院(最高裁判所)に限定する案を提示した
結論
大隈の条約改正案も強い反対運動を受け、大隈は爆弾テロで負傷し片足を切断
黒田清隆は総辞職し、条約改正交渉は中止となった
不平等条約の歴史的背景
48ページの内容を参照しながら、不平等条約の歴史と改正への取り組みを復習した。
詳細
のぶた先生: 1871年に岩倉使節団がアメリカと条約改正交渉を試みたが失敗した
のぶた先生: 寺島宗則がアメリカと関税自主権について交渉したがイギリスの反対で無効になった
M: アメリカとイギリスの国力の違いについて質問
F: 両国の日本との貿易関係の違いについて意見を述べた
結論
イギリスは日本との貿易額が多く、関税自主権の回復に反対した
アメリカは日本との貿易額が少なかったため、関税自主権の回復に賛成した
ノルマントン号事件
ノルマントン号事件について議論した。
詳細
F: ノルマントン号は何のための船だったのか質問
のぶた先生: 当時は日本の海運が未発達で、外国の船会社が日本の国内海運にも参入していた
M: ノルマントン号の船長の刑罰について質問
のぶた先生: 最初は領事裁判権で無罪となったが、最終的に禁固3ヶ月となった
結論
ノルマントン号事件は日本人25人が溺死する事件で、国民感情を逆なでした
この事件は三大事件建白運動につながり、政府批判が強まった
居留地と内地雑居
居留地制度と内地雑居問題について説明があった。
詳細
M: 内地雑居前の外国人の生活について質問
のぶた先生: 外国人は居留地と呼ばれる特定の地域にのみ住むことが許されていた
のぶた先生: 横浜、神戸、長崎などに居留地があり、現在は観光地になっている
結論
内地雑居は外国人が日本国内のどこにでも住めるようになることを意味し、当時は不安視されていた
アクションアイテム
のぶた先生
改正交渉会議の場所について詳細を調査
明治時代の生活習慣改良運動の内容と方法について調査
全員
次回の授業(再来週)までに67ページの「条約改正の実現」から予習
お盆休みに歴史関連の場所を訪れた場合は、その体験を共有する準備をする
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