【歴史部日記】2025年6月4週まとめ
- 順大 古川
- 6月24日
- 読了時間: 5分
更新日:6月27日
【目次】
歴史部(2025/06/23)のサマリー
主なポイント
アメリカの第一次世界大戦後の経済発展と社会変化について議論
債務国から債権国への転換過程を検討
禁酒法制定の背景と影響について分析
第一次世界大戦参戦の経緯を確認
議論されたトピック
アメリカの第一次世界大戦参戦の経緯
詳細
I ルシタニア号事件と参戦の直接的な理由について質問
うえまつ先生: 1915年のルシタニア号事件から1917年の参戦までの経緯を説明
のぶた先生: 戦時中の日本の債権関係について補足
結論
直接的な参戦のきっかけは1917年のドイツの無制限潜水艦作戦
英仏への戦時国債の返済確保が重要な要因
禁酒法の制定背景
詳細
W: キリスト教の禁欲主義と他の規制との関係性について質問
うえまつ先生: 労働生産性向上の観点と宗教的背景の両面から説明
結論
1917年時点で26州が既に禁酒法を制定
労働者の生産性向上が主要な目的の一つ
ロンドンの金融市場の位置づけ
詳細
A: 現代のロンドンシティの経済的重要性について質問
うえまつ先生: 現代の金融市場ランキングを説明
結論
現在もニューヨークに次ぐ世界第2位の金融市場
第一次世界大戦後に金融の中心がニューヨークに移行
アクションアイテム
うえまつ先生
アメリカの債務国時代の負債内容について調査
全員
次回76ページからの黒人の北部移住について予習
次週の日本史84ページ「武士団の台頭」の準備
歴史部(2025/06/24)のサマリー
主なポイント
アメリカ独立250周年を来年に控え、アメリカ独立革命について学習
北米大陸における植民地形成の歴史を確認
イギリス以外の国々(スペイン、フランス、オランダ)の北米進出について議論
ボストンを中心とするマサチューセッツ植民地の重要性を確認
議論されたトピック
アメリカ大陸の発見と命名の経緯
詳細
のぶた先生: コロンブスがインドと勘違いした経緯について質問
うえまつ先生: アメリゴ・ベスプッチが南米大陸を探検し、新大陸であることを確認
W: インドではないと判断した具体的な根拠について質問
結論
ベスプッチが南米大陸をマゼラン海峡まで探検し、既知のアジアとは異なる大陸だと確信
1540年に新大陸説を発表し、後にドイツの地理学者によってアメリカと命名
北米植民地の形成過程
詳細
うえまつ先生: イギリス以外の国々の植民活動について説明
M: 現在の東海岸中心の都市分布との関連性について質問
F: ボストンが中心都市となった理由について質問
結論
東海岸13植民地がアメリカ合衆国の起源
ボストンは重要な港町として発展し、後の独立運動の拠点となる
宗教と植民地形成の関係
詳細
のぶた先生: ピューリタンとイギリス国教会の関係について確認
うえまつ先生: ピューリタンの迫害と植民地への移住について説明
結論
ピューリタンの迫害が北米植民地形成の重要な要因となった
建国期の支配者階級の多くがピューリタン
アクションアイテム
全員
次回は第三巻27ページからの「13植民地の自然産業構造」について学習
日本史履修者
下巻62ページの「法典編纂」から学習予定
歴史部(2025/06/25)のサマリー
主なポイント
儒学の統治イデオロギーとしての役割について議論
中国古代の名前の構成と使用法について詳細な説明
送り名と諡号の違いと使用方法について解説
訓詁学の形成と解釈方法の客観性について議論
議論されたトピック
儒学の統治イデオロギー化
詳細
のぶた先生:教科書のバージョンの違いについて指摘
うえまつ先生:97ページの内容変更点について説明
O:儒学の教定の収集整理の重要性について説明
結論
儒学は国家の統一や権力を支える思想として発展
後漢時代には官僚登用試験でも重視される
豪族の台頭と社会変化
詳細
O本:豪族による土地集積と農民の没落について説明
M:長距離線制度と豪族の中央政界進出について解説
うえまつ先生:豪族の影響力増大と王莽の改革について補足
結論
豪族は地方の有力者として成長
中央政権にとって脅威となる存在に発展
中国古代の名前制度
詳細
うえまつ先生:姓名、字号の詳細な説明
のぶた先生:日本との比較について補足
M:諡の良し悪しについて質問
結論
本名、字(あざな)、諡号など複数の名前体系が存在
本名を呼べる人物は主君、親、師匠に限定
アクションアイテム
全員
98ページの王莽と漢の後半期の五感について予習
水曜日クラス
上巻195ページの国学について予習
江戸時代の儒学と国学の比較検討
歴史部(2025/06/26)のサマリー
主なポイント
コンスタンス公会議とフス派の異端審問について議論
百年戦争期のフランスとイギリスの軍事・財政状況を検討
中世ヨーロッパの封建制度と常備軍の創設過程を確認
議論されたトピック
コンスタンス公会議とフス派
詳細
うえまつ先生: 教皇のバビロン捕囚後の教会分裂について説明
I: ウィクリフとフスの聖書中心主義について解説
T: フス戦争の規模と影響について質問
結論
フスとウィクリフは聖書中心主義を主張し、後のルターの宗教改革に影響
フス戦争は1419年から1436年まで継続し、大規模な宗教対立となった
百年戦争とフランスの変化
詳細
Mi: 戦時中の財政状況について質問
のぶた先生: 封建制度下での軍役について確認
うえまつ先生: イギリスの長弓部隊の優位性を説明
結論
戦費は基本的に封建諸侯が自己負担
戦後、臨時税が恒常化し、中央集権的な財政制度が確立
常備軍の創設は戦後の改革として実施
官僚制度の発展
詳細
T: 官僚になれる人々の範囲について質問
うえまつ先生: 中世末期の官職売買と人材登用について説明
結論
貴族以外にも専門知識を持つ実務官僚が登用
財務・法律の専門家や外国人も含め、能力重視の登用も実施
アクションアイテム
全員
次回は89ページからのドイツ史を準備
日本史担当
189ページの民主党政権から自民党政権への移行について準備




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