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豊臣兄弟関係文書を読む1:古文書・くずし字勉強会日記

更新日:2025年11月19日


まだ、生徒は私(のぶた)一人です。いっしょに勉強してくれる人、募集中です。

豊臣秀長・秀吉・秀次に関係する文書を読んでいます。Youtubeで配信もしています。勉強会のまとめと、備忘録、配信の後に気づいたことや調べたことなどを書いていきたいと思います。


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1598年、晩年の秀吉が秀頼に送った書状に挑戦します。



豊臣秀吉自筆書状 豊臣秀頼宛(『乱世からの手紙』より)
豊臣秀吉自筆書状 豊臣秀頼宛(『乱世からの手紙』より)

月曜日の配信のまとめと感想などを書いていきます。



右下の三行を読み、次の一行を飛ばして、上に飛び出ている行を読んでつなげていきました。もともとの手紙的には、四行目からの偶数行の飛び出していない系の行を先に読むらしいです。

勉強会(一人)で読んだ成果は、


かへすゝゝゝ

うきやうのたい

ふくせ事

にて候ミなゝゝ

中なこんさまきにちかい

候もの候ハゝこきころし

候ほとたゝき候ハゝ御き

にちかい候もの候ましく候。


です。

「候」とか「御」とかは字の形では判別できないので、きついですねえ。


漢字だと、


返す返す、右京大夫くせ事にて候。皆々中納言様(秀頼)に違い候者候はば、こき殺し候ほど叩き候はば、御気に近い候者候ましく候。


です。

「(侍女の?)右京大夫はよくない。中納言様(秀頼)の気にさわる者がいたら、なぐり殺すほどたたけば、ご機嫌をそこねるものはいなくなるでしょう」という意味です。


追記(2025/11/12)

昨日の配信のまとめと感想などを書いていきます。


上に飛び出ている行を読んでつなげていきました。もともとの手紙的には、飛び出していない系の行を先に読むらしいです。


勉強会(一人)で読んだ成果は、


まんかゝはやゝゝきあい

よく候。心やすく候へく候。

御かゝへも事つて申候。

かならすゝゝゝゝ参候てなり。

とも、やまゝゝ申たく候。

めてたかしく。


です。

きついです。解説を読まないと手も足も出ません。

「まんかゝ」って何???(←北政所かか、すなわち正妻のおね(寧々)のことのようです。)


漢字だと、


まんかゝ、早々気合い良く候。心安く候べく候。御かか(←茶々)へも事つて(←言伝て)申候。必ず必ず参候てなり。とも、やまやま申たく候。

めでたかしく


です。

「やまやま」は、「たくさん」という意味です。早く帰って秀頼に話したいことはたくさんあるという、秀吉の気持ちが伝わってきます。


追記(2025/11/19)

昨日の配信のまとめと感想などを書いていきます。


今回の部分が、手紙の前半部分(本文)です。

写真の赤丸の行です。

勉強会(まだ一人)で読んだ成果は、


はやゝゝと

状給候。御うれし

くおもひまいらせ候。

仍きつかめ

やすつし

御きにちかい候

よしうけ給候。さ

たのかきりにて

候間、かゝさまニ御申

候て、四人を一ツな


です。

活字と見比べないと、手も足も出ません。。。

「御」が少し分かるようになったかもしれません。

「給」は一昨日に『絵本太閤記』を読んだときに少しわかったかと思ったのですが、分かりませんでした。

「まいらせ候」「さま」などの定型句も、これから分かるようになる必要がありますねえ。


「きつ」「かめ」「やす」「つし」は、秀頼の侍女の名前です。この人たちが、秀頼の機嫌を損ねた(「御きにちかい(気に違い)」)ことを聞いた秀吉が、茶々(「かゝさま」)に〇〇(←次回読む部分)と(秀頼が)言いつけなさい、と伝えています。



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