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豊臣兄弟関係文書を読む1:古文書・くずし字勉強会日記

まだ、生徒は私(のぶた)一人です。いっしょに勉強してくれる人、募集中です。

豊臣秀長・秀吉・秀次に関係する文書を読んでいます。Youtubeで配信もしています。勉強会のまとめと、備忘録、配信の後に気づいたことや調べたことなどを書いていきたいと思います。


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豊臣秀吉自筆書状 豊臣秀頼宛(『乱世からの手紙』より)
豊臣秀吉自筆書状 豊臣秀頼宛(『乱世からの手紙』より)

月曜日の配信のまとめと感想などを書いていきます。


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右下の三行を読み、次の一行を飛ばして、上に飛び出ている行を読んでつなげていきました。もともとの手紙的には、四行目からの偶数行の飛び出していない系の行を先に読むらしいです。

勉強会(一人)で読んだ成果は、


かへすゝゝゝ

うきやうのたい

ふくせ事

にて候ミなゝゝ

中なこんさまきにちかい

候もの候ハゝこきころし

候ほとたゝき候ハゝ御き

にちかい候もの候ましく候。


です。

「候」とか「御」とかは字の形では判別できないので、きついですねえ。


漢字だと、


返す返す、右京大夫くせ事にて候。皆々中納言様(秀頼)に違い候者候はば、こき殺し候ほど叩き候はば、御気に近い候者候ましく候。


です。

「(侍女の?)右京大夫はよくない。中納言様(秀頼)の気にさわる者がいたら、なぐり殺すほどたたけば、ご機嫌をそこねるものはいなくなるでしょう」という意味です。

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