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【歴史部日記】2025年7月3週まとめ

更新日:7月18日

【目次】

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歴史部(2025/07/14)のサマリー

主なポイント

平氏政権の特徴と文化的影響について詳細な議論

庶民文化と識字率に関する重要な考察

六波羅の地理的・政治的重要性の解説

平家納経の文化的・芸術的価値の説明



議論されたトピック


平氏政権の特徴

詳細

のぶた先生: 清盛の権力基盤と政治体制について説明

K: 太政大臣就任と一門の官位昇進について言及

W: 宋との貿易関係について質問提起

結論

平氏は貿易による経済的基盤を確立

六波羅政権として知られる独自の政治体制を構築


平家納経の文化的意義

詳細

K: 平家納経の具体的内容について質問

のぶた先生: 豪華な装飾や金箔使用について詳細説明

結論

当時の最高水準の技術と贅を尽くした文化財

現在も厳島神社に保管


庶民文化と識字率

詳細

H: 民衆文化について質問

のぶた先生: 文字文化の限界と口承文化の重要性を説明

うえまつ先生: ヨーロッパとの比較による考察

結論

庶民層の大半は非識字者

田楽などの芸能文化が発達

六波羅の地理的重要性

詳細

H: 六波羅の位置関係について質問

のぶた先生: 京都の東の玄関口としての重要性を説明

結論

京都への主要アクセス路を押さえる戦略的位置

後の鎌倉幕府も同地に六波羅探題を設置


アクションアイテム

全員

8月4日の次回授業(源平合戦・寿永の乱)の準備

年間スケジュールの確認

世界史受講者

来週(7月21日)の世界史第4巻82ページの予習


歴史部(2025/07/15)のサマリー

主なポイント

初期議会における政府と民党の対立構造について詳細な議論

選挙干渉と民党の勝利という特異な状況の分析

天皇の政治関与に関する憲法上の問題点の検討

条約改正交渉への展開



議論されたトピック


三大事件建白運動について

詳細

のぶた先生:三大事件の「事件」は案件・事項という意味で解釈すべき

うえまつ先生:片岡健一が元老院に提出した建白がもとになっている

F:三大事件の具体的内容について質問

結論

外交施策の挽回、地租軽減、言論集会の自由の3つの要求事項を指す

実際の事件を指すものではなく、政治的要求事項を表現したもの


選挙干渉と民党の勝利

詳細

M:選挙干渉の具体的内容について質問

のぶた先生:死者25名、数百人の負傷者が出る暴力的な干渉があった

うえまつ先生:世界史的に見て特異な現象として指摘

結論

政府の取締が比較的穏健だったことが一因

条約改正を目指す外交的配慮から過度の弾圧を避けた可能性


和協の詔勅と天皇の政治関与

詳細

天皇の政治関与が立憲政治の原則と矛盾する可能性

当時から政府内部でも批判があった

結論

立憲政治の観点から問題のある政治手法だった

伊藤博文らも慎重な判断を迫られた


アクションアイテム

のぶた先生

詔勅と勅令の法的位置づけについて調査

民党が選挙で勝利した理由の分析を次回までに準備

全員向け

次回(8月5日)は条約改正交渉について学習予定

再来週は夏休みのため休講


歴史部(2025/07/16)のサマリー

主なポイント

享保の改革について詳細な議論が行われた

徳川吉宗の政策と実績について検討

江戸時代の経済システム、特に米価と物価の関係について議論

火消制度の変遷と江戸の防火対策について説明



議論されたトピック


享保の改革の概要

詳細

のぶた先生:吉宗が紀伊藩から8代将軍として就任した背景を説明

S:譜代大名たちの反感や、家康時代への復興を掲げた改革について説明

T:新井白石の罷免と荻生徂徠らの登用について解説


経済政策と物価

詳細

M:米の増産による米価下落と他の物価との関係について質問

のぶた先生:江戸時代の物不足と需要供給の関係を詳しく説明

うえまつ先生:産業構造と物価の関係について補足


火消制度

詳細

L:いろは47組から48組への変更について質問

のぶた先生:本組の追加による組織拡大を説明

うえまつ先生:江戸の火事の実例を共有


実学と洋学

詳細

S:実学の定義について質問

のぶた先生:科学、医学、工学など実用的な学問として説明


アクションアイテム

のぶた先生

吉宗が将軍に選ばれた詳細な理由について調査

火消し組織48組への拡大の具体的な理由を確認

全員

次回(8月6-7日)は田沼意次の時代について予習

来週の世界史の授業(五代十国時代の続き)の準備



歴史部(2025/07/17)のサマリー

主なポイント

旧石器時代の日本列島と人類の移動について詳しく議論

日本列島の地質・地形の変遷と人類の移動経路の関係性を確認

アマチュア研究者による旧石器時代の発見の歴史的意義を共有

採石器文化の技術革新についての理解を深めた



議論されたトピック


日本列島の形成と人類の移動

詳細

のぶた先生: 日本列島は最初は大陸から離れた状態で形成され、その後海面低下により一時的に陸続きになった

うえまつ先生: 日本列島が大陸から最終的に分離したのは約13,000年前

T: 大陸との接続について質問

結論

対馬海峡は完全には陸続きにならなかった

北海道-サハリン間は完全に陸続きとなった

海面低下時期は約13,000-11,000年前


旧石器時代の集団生活

詳細

のぶた先生: 10人前後の小規模集団で生活

うえまつ先生: 中国史の一家五口の概念と比較

I: 集団規模について質問

結論

実質的な狩猟可能人数は集団の半数程度

大型動物の狩猟には複数集団の協力が必要

女性・子供を含む生活単位としては小規模


相沢忠洋の発見

詳細

飯岡: 相沢忠洋について質問

のぶた先生: アマチュア研究者としての功績を説明

結論

アマチュア研究者が日本の旧石器文化を発見

研究成果の帰属を巡る問題も存在


アクションアイテム

のぶた先生

北海道で採石器文化が最も発達した理由について調査

旧石器時代の小集団の人数についての根拠を確認

全員

来週の授業:縄文時代について準備

8月の夏休み期間の確認

旧石器時代と縄文時代の違いについて理解を深める



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