top of page
執筆者の写真順大 古川

大納言の君:「光る君へ」人物事典074

更新日:10月8日


【目次】



大納言の君(だいなごんのきみ):真下玲奈

まずは、NHK公式の紹介を引用して、大河ドラマ上での設定を確認しておきましょう。


源廉子(みなもとのやすこ)。倫子の姪。藤原彰子に女房として仕える。


女房のなかではけっこう勝ち組なんですが、あまり長生きできなかったようです。


キャスト:真下玲奈

1989年生まれ。埼玉県出身の女優、モデルです。クリオネ所属です。

大河ドラマには初出演です。


解説:実際の大納言の君

本名は源廉子(れんし)で、倫子の姪です。源扶義(みなもとのすけよし)の娘と言われています。源扶義の娘は源雅信の娘で、倫子とは異母姉妹にあたります。

敦成親王の東宮宣旨となります。従三位まで昇ったようです。


小柄で色白で、ぷくぷくして、身長より髪が長かったようです。

紫式部が宮廷からトンズラして引きこもっているとき、宮廷を懐かしがって最初に手紙を送った相手が、この大納言の君です。


あと、ドラマではまずスルーされるでしょうが、『栄花物語』によると、彰子に仕えているときに道長に手を出されていた可能性があります。



死去した年ははっきりしていませんが、長元九年(1036年)に後一条天皇が崩御したときの、素服を賜った女房リストに名がないので、このころまでには亡くなっていたと考えられます。


寛弘五年(1008年)

彰子敦成親王(後一条天皇)を産むときは、紫式部小少将の君たちと、几帳の外側に控えます。当日夕方の御湯殿の儀では、産児を受け取る役をしました。

五十日の儀では、迎え湯を担当します。



?年

彰子が内裏に帰るときに、宰相の君とともに黄金造(こがねづくり)の牛車に同乗します。


長和元年(1012年)

三条天皇の大嘗祭御禊の際、第三車に乗ります。


【彰子サロンの人々】


閲覧数:519回0件のコメント

最新記事

すべて表示

댓글


bottom of page